じいちゃんは
東北大地震のあと福島県原発から非難して、アパートに引っ越して暮らしていた。自分で買い物して、自炊していた。食事の用意ができなくなったからと、
ケアハウスというところに移った。
お食事は3食同じ建物の、1階にある食堂まで、食べに行く
お風呂は一日中入れるらしい。街にでたければ、シャトルバスもあり、タクシー券もくれる。
学校のように、誕生会など行事が多くあるが、参加してもしなくても良いようだ。部屋には、トイレ、小さいキッチンつき。
自分で掃除ができなくなって、
グループホームというところに引越しをして2年近く過ぎて、あの世に行った。
グループホームには、わずかな小遣いと着替えくらいを持って入居する。お金の管理はもうしなくていい。衣食住のことは、ほぼしなくていい。
すきあらば、サボるという脳がじいちゃんの老化をはやめたのだと思う。コロナ感染しないように巣篭もりしたのも、影響したかな? 日本からアメリカあたりの遠い国が、あの世とこの世の距離感だと言う人もいる。
