こんにちは、conocoです。

仕事を探して、履歴書を送って、面接をして、と職探しは重労働です。 転職はネットで探すと、無数に出てくるのですが、、、
派遣社員や、アルバイトや正社員など雇用形態はいろいろですが、アメリカでは、仕事しながら、次の転職先を探していると聞いたことがあります。それは求人が出やすいというメリットでもあると思います。自己都合で辞めるときは2週間前に会社に伝えるのがよくある辞め方です。人材派遣の会社からの紹介、知人からの紹介、indeedなどネットの仕事サイトで見つけたり、求人の張り紙を見たり、ローカルの新聞雑誌で求人広告を見たりして、探します。LinkedInをのぞいたり。
私がアメリカへ来てはじめて正社員で入社した会社は日系企業でマンハッタンにありました。日系人材派遣会社に登録をしていたので、その紹介で派遣社員を何度かやっていて、正社員のポジションは希望していなかったのですが、面接に行って、正社員で就職することになりました。入社して大変驚いたことは、入社手続きのひとつに401Kというプランがあり、給与の何%を退職後のために積み立てるかを決めます。どこに投資するのかを決めなければなりません。投資ということをはじめて考えましたが、わからないので、人事部のアメリカ人で面接をしてくれ、私を採用した人に聞きました。たまたま同じ年なので、年が63歳ころにプランが終わり401Kを受け取れるようなパッケージプランを選んだら無難かなとアドバイスをくれました。
配属先のボスはイギリスなまりのあるアメリカ人で、私の隣の席の女性に大きな声を上げて怒ったことがありました。後で知ったことですが、解雇するためには、3度警告を本人にします。3度警告をしても注意点を変えずにいたら、解雇に踏み切るようです。その女性はある日突然、会社に来なくなりました。それから3年後くらいに、社長が変わり、社長秘書(日本人)が解雇を言い渡されたそうで、出社最後の日に送った一斉メールには納得いかないですが、との内容でした。その方は弁護士事務所に頼んで、会社を訴えたようで、うわさでは、大きなお金を受け取って、弁護士事務所へ報酬何%を支払ったそうです。東日本大震災の起こった頃、会社自体をニューヨークから撤退し、他州へ移すと発表がありました。ニューヨーク社員は全員解雇となるため、オフィスを閉めるので、転職先を探すようにと全員にメールや正式なレターが送られました。会社都合の退職となるため、失業保険はすぐに手続きをしましょうとのことでした。転職先を同業他社にすぐ見つけたという人や、しばらく失業保険給付でしのぐと決めた人、転職がうまくいかないとげっそりしてくる人など、さまざまでした。中には仕事を引き継ぐ人に、わざと引き継ぎを教えない人もいました。自分のポジションの仕事内容を持って会社と共に、他州へ引っ越しました。合併などにより、こういうことを何度か経験している人が多いのです。
最後に、
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。あれから、失業保険給付を申請して、401Kプランのお金をFidelityという証券会社に移行しました。転職は何度も採用までいかずで気分も下がり、疲れ気味でしたが人材派遣エージェンシーから、急募の仕事がでたと案内があり、面接にいくことになりました。今もそちらの仕事を続けています。